官僚たちの変化

 前回、行政書士も神奈川県の行政マンもかつてに比べて資質が向上したと述べたが、行政マンに関しては中央官庁に関しても言える。 勿論、私が接触したことのある人間に限ったことではあるが、中央官庁のエリート官僚達も皆紳士で常識人である印象を受ける。
 
 先日、日本行政書士連合会の建設担当のメンバーたちと国土交通省に伺い、各種要望を伝えたが、こちら側の要望に対して真摯に向き合ってくれた。かつて私が神奈川県の職員をしていた当時は、建設省(現国土交通省)に伺うと上から目線で対等に話をして貰えなかったどころか挨拶さえまともにして貰えなかった思い出がある。
 
 しかし、今のエリート官僚は、現場を知ろうとする前提があるからか、真剣に話を聞いてくれるのである。 国土交通大臣建設業許可に係る行政手続法第5条の審査基準は、「建設業許可事務ガイドライン」ではなく、「令和3年12月9日国不建第362号の通知」ではないか、との問いに、そのとおり、と応えてくれた。実は、その少し前に他の担当が件の審査基準は「建設業許可事務ガイドライン」と言い張っていただけにこちらは非常に驚いた。 冷静且つ客観的に物事を測る常識人であり、役人村を意固地に形成していた過去の官僚達とは異なって見えた。

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