建設業許可、経営事項審査、神奈川横浜実績No1の行政書士小出事務所

　建設キャリアアップシステム(CCUS)に登録し、現場で活用をしている企業には、経審の点数に加点となる改正が行われます。2022年4月に改正公布、2023年1月の施行を目指すことが3月14日の中央建設業審査会で示されました。

　現状では、建設キャリアアップシステムに登録した技能者の技能レベルがアップすることでW点(社会性)に加点されますが、迂遠で且つ加点数が少ないです。

　今回の改正では、元請けが建設現場でCCUSの現場登録とカードリーダーの設置などにより、技能者の就業履歴の蓄積に取り組むことで、W点が最大で15点(公共工事のみでの活用は10点)加点されます。
P点への反映は、最大で15×10×190/200×0.15＝21点と大幅にアップしています。公共工事のみの活用でも14点となり、かなり大きいと言えます。
例えば、経営況分析（Y点）の点数から見ると、Y点が700点だったものを800点に上げた場合でも、P点のアップは20点です。

　建設キャリアアップシステム（CCUS）登録をされていない公共工事事業者の建設キャリアアップシステムの活用は待ったなしです。