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ご挨拶
■時代は巡る
皆さん、こんにちは。小出事務所所長の小出秀人です。
私は、神奈川県土木部を早々に退職し、地元建設業者の発展のために尽力する覚悟で行政書士事務所を横浜の中心部、山下町に構えました。
開業当初は好景気に沸いていましたが、バブル崩壊後は、公共工事予算の削減を念仏のように唱える政治家、マスコミ、それに踊らされた一般大衆の集団ヒステリーの影響により公共工事予算は一方的に削減され続けました。その結果、経済の原動力である建設産業の衰退は、方程式の如く内需の枯渇を導き、地方経済を破綻させました。
治山治水百年の計とは、日本独自の地勢・風土に基づいた表現であり正鵠を失していません。降雨量が多くても山岳地帯から平野に流れてしまう地勢学的特徴を度外視して、フランス、ドイツなみの公共工事予算割合を主張した方々は大いに恥じ入らなければなりません。特に民主党政権の「コンクリートから人へ」という愚民政策は公共工事予算を更に縮小しました。時は流れ、令和となり、国土強靭化のためのインフラ整備としてそれなりの回復を見せていますが、当時の民主党政権における公共工事悪玉論は、若年層の建設産業離れの端緒を作っただけでなく建設産業の推進力を大きく削いでしまいました。
膨れた国の借金を公共工事のせいにし(抑々、自国通貨建て国債が殆どである日本国の場合、ギリシァ等と異なり、デフォルトはあり得ない)、公共工事の景気浮揚効果が少ないことを矛盾だらけのマンデル=フレミングの理論に求めたり、「対GDP比の固定資本形成割合」の日本の数値だけ古い数値を使ってみたり、道路のデータに車1台当たりの道路距離というような統計は無視し、大規模港湾工事の建設は早期に元が取れる経済効果抜群の効果であることは隠し、公共工事はもう充分であると喧伝する民主党政権は取り返しのつかない愚策を日本にもたらしました。今でも、その後を引き継ぐ立〇○○党は、プライマリーバランスゼロを謳い、財務規律を声高に主張しています。全員ではありませんが少なくとも党首は主張しています。呆れて物が言えない上に、財務省のポチになっていることを嘆かわしく思っています。
尤も、大災害が多発することもあり、老朽化するインフラ整備のための国土強靭化予算は充実し始めました。公共工事の必要性、重要性、景気牽引力を唱える声が聞こえ始めました。一部の無駄な公共工事、受注に至る不合理な伝統だけを過度にとらえる偏見に満ちた見方が、公共工事の重要性を理解する上で公平ではないことが社会に浸透してきたからでしょう。最近の(令和5,6,7年)の国交省セミナーにおいては、日本国土の安寧を心から祈念する官僚が、高度で緻密な施策を真摯に研究且つ実践していることを発表しています。先日(令和7年9月)に聴講したたセミナーにおいて、とりわけ「地域インフラ群再生戦略マネジメント」所謂、群マネの施策は、縦割り行政を考慮しない災害に対して、畏怖の念を持つ人間の謙虚な姿勢のなせる業と感じました。一部の利権政治家に振り回されないで国土を守るぞ、という国土交通官僚の覚悟が垣間見ることが出来ました(ただ、例えば、太陽光発電を擁護する官僚も一部存在するようですが、おそらくは利権政治家に面従腹背している少数派だと思います)。
今後はやみくもに公共工事予算が削減されていくことはないと思います。自分もささやかながら、公共工事悪玉論を論破すべく動いています。「公共工事はこれからの豊かな生活環境を作り、景気を浮揚させるのに必要不可欠である」とのムードが醸成されていくと確信しています。
■時代は求む
しかし、時代は昔のような旧態依然たる建設天国を受け入れようとはしていません。徹底したコンプライアンス(法令遵守)はもとより法令、通達等に沿った手続き、環境を考慮した経営、高い技術力に裏打ちされた施行能力、社会、特に地元に評価される企業等々、建設業経営に要求されていることは多岐に及んでいます。
私どもは、時代と国交省が建設業者に要求していることを確実・迅速な手続きとアドバイスを通して提供します。ご多忙な社長様、総務部門に代わって面倒な手続きと法的事務処理を代理・代行させていただければ、膨大なデータのもと、国交省の指針・方針、各自治体の建設業者への要求事項等を分かりやすくアドバイスさせていただきます。また、場合によっては利益創出アドバイスのサポートもお受け致します。
私どもは、今後も神奈川や横浜の建設業者のために粉骨する覚悟で仕事をしていきます。建設業界の将来に微塵も悲観的な見方をしておらず、建設業界が日本経済の牽引力であることを信じて業務遂行をしていきます。時代を捉え、経営の基本であるヒト・モノ・カネ、どんな相談でも承りますので何なりとお申し付けください。必ずや満足して頂けるものと確信しております。

公共工事が悪者にされて久しい。左翼系政党、左翼系新聞をはじめとするマスコミ、それら阿諛追従する軽佻浮薄な国民らにより公共工事は悪者にされ続け、無責任な印象論は悪者の範囲を拡大させ、ゼネコン、建設業及びそこから派生する建設業従事者、建設業を擁護する政治家等々まで及んだ。政治家が公共事業の重要性を説くものなら、冷静な思考のもと投票する知性ある有権者の1票は、聞く耳をもたない曲学阿世の輩の10票に飲み込まれ、落選する。
赤字国債の増加に伴い、いよいよ財政支出の有効性を論ずる場面は失われていくなか乗数効果がゼロに等しい社会福祉費支出だけが聖域を確保し、遂に公共工事支出費を越えてきた。
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所長・小出秀人プロフィール
略歴
| 慶応義塾大学法学部法律学科卒業(ゼミは行政法) 富国生命保険相互会社入社 神奈川県庁上級行政職として入庁 土木部検査指導課 神奈川県文芸コンクール入賞 |
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昭和60年1月 |
行政書士試験合格 平塚土木事務所工事契約課勤務 |
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昭和61年1月 |
神奈川県庁退庁 |
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2月 |
行政書士小出事務所開設 |
| 平成27年 | 特定行政書士(行政不服審査申立代理権付与行政書士)(第1号)取得 |
| 平成28年 | 総務大臣表彰受賞致しました |
| 令和元年5月 | 黄綬褒章受章致しました |
神奈川県行政書士会役職等
| 平成3年〜5年 | 中支部長 |
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平成5年〜7年 |
理事・広報部副部長 |
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平成7年〜9年 |
理事・監察部長 |
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平成9年〜11年 |
副会長兼広報部長 |
| 平成11年〜13年 | 神奈川建設関連行政書士協会(神奈川建行協)代表 その後、神奈川県行政書士会の相談役 |
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平成21年5月〜令和元年 |
副会長 |
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令和元年〜令和3年 |
相談役 |
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令和3年5月〜令和7年5月 |
副会長 |
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令和4年3月 |
CCUS登録行政書士へ登録 |
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令和7年6月〜 |
相談役に就任 |
特技 水泳、筋トレ、ピアノ、油絵、語学
趣味 芸術活動一般、特に読書・クラシックピアノ、WIN5
信条 天網恢恢疎にして漏らさず、大海は芥を択ばず

小出は猫が好きです。
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