行政書士小出事務所HOME>コラム一覧>建設キャリアアップシステム Part1
建設キャリアアップシステム Part1
2019.04.17
今年度より本格運用される「建設キャリアアップシステム」について、少し触れておきましょう。
建設業に従事する技能者は、他の業界の技術者に比べ、多様な事業者さらに多様な現場での経験を積むことにより、技能を磨いていくという特徴があります。そのため、個々の技能者ごとに能力を統一的に把握・評価されにくく、現場管理や後進の指導など、技能者が建設業界に果たしている役割に対し、その処遇に反映されにくい環境にあります。
そのような問題を解決するため、これまで客観的な把握や可視化が困難であった技能者一人一人の実績や技能を、技能者の保有している資格や過去の就業実績の登録・蓄積をすることによって、それぞれの技能者の実績や技能に応じた処遇を実現するようにするのが、この「建設キャリアアップシステム」です。
これにより、今後、建設業の技能者の処遇向上が強く期待されます。
次回は、「建設キャリアアップシステム」の内容について触れていきます。
資料請求はこちらから